レース用の車両(競技用車両)は売買できるのか

ライダーの手元の画像

レース車両(競技用車両)は、一般的な中古車市場で出回ることが少なく、専門の業者やオークションで販売されているものを売買するという流れになります。

また、レース車両は基本的にナンバープレートの取得ができず、公道で乗ることができないというケースもある点に注意が必要です。

市販されている車両とレース車両の違い

レース車両は基本的にサーキットに合わせた作りになっており、考えられている速度域やコンセプトが異なります。サスペンションの構造やタイヤの剛性も変わるのです。
特にレース車両で顕著なのは、速さを追求した作りのために部品や部材の耐久性が低くても良いとされています。つまり、そのレース中に持てばよい、または交換が前提となるパーツも採用できるのです。

そのため、ベースは同様のバイクであっても、公道を走る安全性を持っていないといえます。車検がないため、サーキット内で乗るだけであれば改造も自由にできるのです。
レース車両はそういった特殊性から中古車販売や買取も少ないと認識すると良いでしょう。

レース車両を模した限定車や特別車は高額買取が期待できる

ですが、レース車両そのものではなく、レーシングチームやレーシングマシンにちなんだカラーの特別車・限定車は市販車なので、問題なく買取・販売が盛んです。

例えば、バイブラントオレンジ・赤・白をベースにしたいわゆるレプソルカラーのCBRは人気があり、高額で買取されます。見ただけで、ホンダワークスとイメージされる点が魅力で、中古車の販売でもレプソルカラーがポイントとして挙げられることもあります。

買取側としても、人気があって売れるから、買取も高値がつきやすいのです。また、ユーザーとしても応援しているチームと同じカラーの車両に乗りたいと思うのは当然。そして限定だからこそ、基本的に値崩れしにくいものです。

そのため、もしレーシングチームカラーのバイクをお持ちで手放すことを考えているなら、タイミングによって金額の上下が激しいオークションよりも、安定して高価買取するバイク買取ショップを利用するのがおすすめです。たとえば、バイクワンという買取業者ではHondaのレプソルカラーCBRを高価買取をした実績があります。
バイクの買取ならバイクワン

オークションが悪い訳ではありませんが、金額が安定しない面と車両を送る際の手間は意外と馬鹿になりません。よほどバイク買取ショップより高く売れる見込みがない限りは、かける時間で考えると微妙なところと言えます。

個人の好みもあると思うのですが、ぜひ一度査定だけでも出して、見積もりを取ってみましょう。